

(SONY DSC F505K Vario-Sonnar 211万画素で撮影.まだまだ逝けるか??)
あのなんですよ、そりゃぁねぇ、ちょっとお恥ずかしい話なんだけど、ナンだなぁ。
これを買わずしていられるかっつーの。結果はどうであれ。これに手を出したのは私の育った時代。
あこがれ、コンプレックス、信頼などがあった。
今から万難を排して買うカメラではない。
このURLと画像を見ていただきたい。
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press_Archive/199806/98-055/

VHS-Cか8mmヴィデオか、、、そもそも中学時代に学校の備品にあったビデオカメラは亀本体はカメラだけで、ポータブルのヴィレオレコーダーを肩から下げコードで撮影していたのである。
しかし、デジタルビデオというものが出現し、1998年に出たPC-1は実によくできていてシンプルな直線的な形、
スこ~しシャンパンゴールドが混じったような渋いシルバーのボディーとともに、
搭載レンズはCarl Zeiss Vario-Sonnarである。
これは私にとって驚天動地のようなことで、老境の犬(セントバーナード)をとるため必要だと説得し、1万ずつ毎月返すと空約束をして導入したものだ。かつてバイトしていたカメラ店で大幅な割引をしても21万くらいだったように記憶している。
であるからして、
↑こんなのとか↓こんなのも
とてもソニーの当時のアイデンティティーだったのだし、
F505は今年になって初めて所有したのだけれど、
突飛のあものというより、大きさが思ったより小さく、左手で鏡胴をもち右手でしっかりボディーを持ち、ボディーを回転させてウエストレベルで撮る、という撮影方法がとても快適である。したがってぶれにくい。
当時私はSONYの携帯電話を持っていたが、やはりレンズはくるりと回り、カメラをわざわざ起動させなくても「写メ」が取れたのを思い出す。F55Vもそうであった。
なんとかPC-1という宝物を我が家に呼び込んだとはいえ、F505はおろかF55Vなどをお招きするのは不可能であった。
喉から手が出るほど欲しかった。PCは持っていなかったが、そんなのは写真屋さんに写真を焼いてもらえば済むことだ。
F505が変化したのはうすうす感じていたし、F55の単焦点Distagon 単焦点レンズがF88でVario-Tessarというズームレンズになってしまったことに憤慨したことは覚えている。
しかしこのころのことはよく覚えていない。
ミレニアム前後にレンジファインダー式フィルムカメラが続々と出現し、そっちの方に夢中だったのだ。
それは当時の選択としては正しかった。そこまでコンパクトデジタルが成熟していなかった。。。いや、デジカメを普及させようと小さく、画素数だけを上げ、レンズは暗く陳腐化していった。
私が大いに期待したFUJIのFinePix F700もS素子とR素子(高感度素子と低感度素子)を同時に撮って、白飛びや黒潰れを無くそうとしたものだが、、、要するにデジカメ臭くないフィルムカメラで撮ったような画像が撮れるということを強調していた。
どれだけ期待したか。カメラの姿はチラシでいたがフジのデジカメ(当時はコンパクトデジカメがデジカメでありデジタル1眼はデジ1であった)のフラッグシップ機を印象づ桁が、いざ発売されてみると小さく、撮ってみても悪くはないけど良くもな。ちょっと眠いかな。。。という感じで、一番ダメだったことはRAW現像のできるF700に同梱のソフトは、ただ自動でTIFFに変換できるだけで、肝心のS素子、R素子の自由な配合ができなかったことだ。のちにこれはフリーソフトで達成されることになる。
あ、脱線した。つまりミレニアム前後の300万画素くらいの高級デジカメはf2級のレンズを背負っており、当時のセンサーの未熟さをスペシャルレンズで補った形のものも多い。
さて、この828であるが、SONY製品取りまとめのセットでことごとくジャンクで、S75も入っていたがメモリーカードエラーで動かない(これは私の知識不足で、このカメラがすまーとめでぃあの128MB以下しか受け付けを知らないからだった)。
ジャンクで動かないカメラを、ジャンクであるか否か充電器と互換電池を買ったが、電池と充電器が浮いてしまったこととなる。
それでFM-50電池を使うカメラを検索したらF828が出てきたのである。
検索の結果、なんとも変態的な趣味の悪い恰好(そういうの好きです)カメラがヒットした。
おまけに28-200mm相当(35㎜フルサイズ換算)でf2からf2.8だ。
げげげのげ、Carl Zeiss Vario-Sonnarである。。T*もついている。
(市役所前をトンビが飛ぶ)
(今は少なくなった、レコードをかける名曲喫茶だ)
(横須賀は今タワーマンションブーム。山の上の家に上ったり下ったりするのが高齢化により難しくなったからだ。)
別にこのレンズがZeissらしいとも思わないし、日本のメーカーが作ってる。そうそうドイツの硝材などは使ってないだろうが、真面目さは伝わってくる。
さらに、コンパクトデジタルカメラ市場が下り坂になってサンヨーの業績が落ちた。。。
いろいろOEMや部品やレンズユニットなどあちこちで作っているから、中がソニーでも何でもないかもしれない。


(暗いところでは28mm/f2は助かる。)RGBの色の他にエメラルドの素子も混ぜたという。フジカラー(フィルム)もスペリアで第4の感色層なんて言っていたから、各社とも三原色には何か疑問を持っていたのだろうか。
ちょっと色的にはツボがまだつかめずにいる。
レンズはZeissぽいかというとそうでもないと思うがかっちり写る。

(28mm/f2のありがたさ。ISO64でローアングルで撮れるようボディーを回転させ、体に引き寄せてブレに心がけた)

(
横須賀中央駅前。ブレ、ピンボケ、収差??)




銀塩写真v.s.デジタル写真みたいな対立軸で言われるが、私は断固として違うと思う。
ガラス乾板の製造終了とともに銀塩写真は終わったのだ。
まだ銀塩だけだったころ(フィルムが普及し始めたころ(乾板もロールフィルムも両方使えるなんてカメラが多かった)、
フィルムカメラがコンパクトになるのに対し、ちゃんと撮るにはプレートカメラ(ガラス乾板使用)であった。フィルムは平面性に難があり、ストイックなレンズを作っちゃうとピントが合わなくなっちゃう。
であるから私はデジタルの素子を持つカメラもプレートカメラであり、ぐにゃぐにゃした感材を使うのがフィルムカメラである。
当然デジタルカメラなどのプレートカメラ族の方がピント合わせは厳しいし高細密なレンズ描写が求められる。
大判カメラで,10倍ほどのルーペでくまなくピントを調節するのは、レンズの焦点距離が長いための被写界深度の浅さだけではあるまい。ガラス乾板より軟弱だけど、シートフィルムというプレートに近いものであったからである。レンズがストイックに作ってあるからだ。
そのような意味でデジカメを賛美したい。
しかしこのメーカーもミノルタのカメラ規格を継承して、フルサイズミラーレスで高級カメラを出しているけど、
ピントはきっちり合うんかねぇ。
撮像素子はプレートで盤石、、、AFはカメラが考える。。。
ここまで素子が大きくなり、高細密な画像になってくるとほんの1点しかピントは合わなくなって本当に大丈夫なのだろうか。
私はとやかくAFのことを言われるシグマのカメラもAFカメラと思っていない。
sd quattro Hは、重さも映像も6x9サイズ並み「(化けペンなども入るかなぁ)画質もそれかそれ以上。
撮像素子が映し出すものを拡大してピントを合わせるくらいのことをしないと高細密は無理だろう。
完全にMFラメラとして使っている。
あ、また脱線した。
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- 2018/01/25(木) 00:42:40|
- Carl Zeiss Vario-Sonnar T*7,1mm-51mm(SONY DSC-F828)
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どもども、横須賀与太郎殿。
ちゃんとしたコメントを書きたいと思っていたのですが、バタバタと先延ばしになってしまいました。
今も病院の待合室なので、短文乱筆をご了承ください。
とうとうロミュランの巡洋戦艦を手に入れなさりましたか。拙僧も何度か気になったのですが価格的にかなり頑張っているのと、地上軍の拙僧の師団には手に余るのは確実なので踏み止まることができました。
28mmF2から始まる高倍率ズームレンズ。興味深いですね〜。
今時となってはフィルム写真とデジ画像の優劣なんてオールドタイマーではないでしょうか。
最近、ネットオークションで妙なフィルムカメラがスイートな値段で処分できるのですが、どうもアンティークトイやビンテージウェアの感覚で買っているようですね。実際に撮影するのかは知らないのですが。
キャメディアの話もさせて頂きたいので、またコメントさせて頂きます。
- 2018/01/30(火) 11:13:25 |
- URL |
- Rikkie #1Nt04ABk
- [ 編集 ]
Rikkie様
お忙しいところ恐縮です。
お加減いかがでしょうか。
インフル円座も猛威を振るい我が家を直撃しました。
私だけ逃れたのですが肩を痛め服を着るのも難儀しております。
そう、腰が痛い肩がいたい、その状態にはsd Hは重過ぎるのです。
化けペンと交換レンズもう1本を重いという方には向かないですね。
その時こんなオールインワンなカメラがあると。。。
また、28㎜f2というだけでびっくりしてしまう世代なんですね。
ニコンが確か70年代前半に単焦点で出しましたが、90年代でも
描写力の良さは通関いたしました。
でも私はどちらかというとパンフォーカスな中でも立体感が出る方が好きなので、
28㎜相当の7.1㎜の方がありがたかったりするのです。
2004年ですからセンサー的には期待できない部分もありますが、
f2-f2.8(200㎜相当で!!)ということで、28-200㎜級の小型の飛び道具として
横須賀にお招きしました。
私が買った後にぞろぞろ出てきました。
そんなに安くもなかったんでちょっといい相場だなと思うと雨後の筍の様に出てきますね。
別々にフラッシュやケースを調達中です。
デフォルトの危機に瀕してとにかくフィルムカメラは全部ヤフオクに載せる!!
いざ行けヤフオク!!迎えるなヤフオク!!!
これをスローガンにしてしばらく生きていきます。
ちょっと味気ないですけれど。
センサーのRGBなどの色紙はいつまでもつんでしょうかね。
ふつうに考えると赤なんかから褪せていくのですが、私の想像を超えた世界なのでしょうか。。。
4040仮面ライダーなのですが、、、
お迎えしてしまいました。。。
すみません、待てなくて。
シグマは何年かかろうと待っております。
御献上品も用意してお待ち申し上げております。
> どもども、横須賀与太郎殿。
>
> ちゃんとしたコメントを書きたいと思っていたのですが、バタバタと先延ばしになってしまいました。
> 今も病院の待合室なので、短文乱筆をご了承ください。
>
> とうとうロミュランの巡洋戦艦を手に入れなさりましたか。拙僧も何度か気になったのですが価格的にかなり頑張っているのと、地上軍の拙僧の師団には手に余るのは確実なので踏み止まることができました。
>
> 28mmF2から始まる高倍率ズームレンズ。興味深いですね〜。
>
> 今時となってはフィルム写真とデジ画像の優劣なんてオールドタイマーではないでしょうか。
>
> 最近、ネットオークションで妙なフィルムカメラがスイートな値段で処分できるのですが、どうもアンティークトイやビンテージウェアの感覚で買っているようですね。実際に撮影するのかは知らないのですが。
>
> キャメディアの話もさせて頂きたいので、またコメントさせて頂きます。
- 2018/01/30(火) 20:28:21 |
- URL |
- 横須賀与太郎 #-
- [ 編集 ]