
(Lucky SHD 100使用・スリット幅5mm f9)
うそ。。。これ現役の5003のほうの「しらせ」だったのね。。。
退役した5002の先代だとばっかり思っていたワイ。
たしか先代の5002も碇泊していたよなぁ。。。
そう、当世しらせはおいらが横須賀に来た後に浸水しているから、初めのうちに見ていたのは先代だったのかしらんねぇ。
先年軍港めぐりクルージングでも先代っていっていたしねぇ。
色が一緒だと分からない。
ファンタジックあんどノスタルジックに写るラッキーフィルム(中国)
カメラも古いものを復刻したものであるが、学研カメラに毛が生えた程度のものである。
2000年に年産4000台と発表され、1年でやめてしまったが、この手のカメラは2000台で中止しても5年くらいどこかしら在庫を持っていたりする代物で私が買ったのは発売後10年、錆も出ていて革ケースも柔軟性を失いかけていた。
このカメラを買うのは馬鹿だと思い続けて数年。。。
元来自分はこういうものが好きなんだと思ってからは、マトモなカメラやレンズを何台も売り払い買ったのである。それでも高い。定価の1/4ほどではなかっただろうか。
定価は目の玉が飛び出るほど高く、中古でもダブついているといえる。
私が知っている中古よりも随分安かった。
5年も保障が付くのだ(一応新品だから)。
マトモなカメラが買える値段だが、マトモなカメラしか買えないともいえる。
フィルムを巻き上げる時に小さなな付属レンズキャップをしないとフィルムが感光してしまうなどはお笑い物で、シャッター速度を変えるときは必ずスリットが空いた「感光する」状態で無ければいけないという。
スピグラと一緒ともいえるが、あちらにはフィルムホルダーの引き蓋という最強の安全弁がある。
このカメラは飽きない。
飽きない自信が出来たので、UPすることにした。
馬鹿だといわれてもいい、何やってるんだといわれてもいい、
死蔵しない。もうあちこちハゲてきた。
オレは馬鹿だ。しかし馬鹿だからこそ得られる幸せもあると思っている。
このカメラのために売られていったマトモなカメラに合掌。。。ナンマイダー
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テーマ:フィルムカメラ - ジャンル:写真
- 2010/09/18(土) 01:47:57|
- 放)Leica 0型(復刻)
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どもども、与太郎殿。
おおっ、ライカ0型ですか!
死蔵してあるという話は聞きますが、実際にモノクロを詰めて撮影なさっているのを聞くのは与太郎殿が初めてです。というか、このカメラを剥げるまで使おうという戦闘的な方をライカ社も想定していないでなはないでしょうか?
ドイツ野郎に大和魂を見せつけてくださると思うと痛快であります。
未使用10年で錆が出てくるとは価格からするといかがなものかと思いますが。徹底的な環境管理が前提なのでしょう。
ライカ0型の為にどんなお宝を手放したのか怖くて聞けません。
楽凱というのが人を喰っていて素晴らしいです。荒々しいグラデーションがカメラの魅力に劣っていませんね。
先日、大陸から帰還した妻が合計3ダースの135判の楽凱と120判の上海を確保してきました。国産フィルムからますます離れています。120判モノクロ上海も1本160円ほどですから、格別安いというわけではないのですが。
- 2010/09/18(土) 21:51:26 |
- URL |
- Rikkie #1Nt04ABk
- [ 編集 ]
Rikkieさま、お恥ずかしい限りで御座います。
> おおっ、ライカ0型ですか!
> 死蔵してあるという話は聞きますが、実際にモノクロを詰めて撮影なさっているのを聞くのは与太郎殿が初めてです。
●このカメラ、完璧な状態に保って死蔵しても、高くなりそうも無いカメラであります。
4000台というと売れ残った状況から見ても大変に多い数です。
で、検索してみると使ってみたくて購入された方も多いようで。
このカメラで検索するとトップに出てくるサイトは、実際の使用記を掲載されていて、発売当時から私は大いに興味深く拝見していたのでありました。
ライカ爺といわれている方々以外にも、斯様なるプリミティブなカメラに興味を示されて買われた方もいらっしゃるように思います。
あるいみ、使ってみたいカメラだけど、買うという選択肢は現実的ではない。。。といったカメラではないでしょうか。
清水の舞台から飛び込んでみて、セルフキャっピン愚でない事以外も、ファインダーからして中々被写体を狙えなかったりします。
取り説にはカメラを顔から何cm離せ、とは書いてありますが、片目をつぶって狙えとは書いていなかったので両目を開けて狙ったら全く照準できておりませんでした。
シャッターの速度変更も、巻き上げ途上のある一点のスリットが全開になっているところでしか変えられないというのは中々のショッキングで、速度変更時の感光事故が圧倒的に多いです。
スリット幅を変えた時点で撮影態勢に入れるという錯覚からキャップを外しシャッターボタンを押してしまう事です。
しかし、ライカ唯一の備え付け折りたたみファインダーは逆に新鮮で、シャッターダイヤルにも速度でなくスリット幅のmmで書いてある点、ヒモで結ばれている小さなレンズキャップと不完全さがこのカメラの魅力でもあるのです。
この0型を試作した時(昔の本物の方)、配って意見を聞いた所ことごとく「見込みなし」といわれたにも拘らず生産を決定したE.Leitz2世の先見性が取りざたされますが、復刻0型を使う限り、見込みなしといった人々の意見は極めて正しいと思われます。
少なくともA型程度の所に行っていないと見込みは「0」でありましょう。
また、1/20相当のところに50という数字が打ってありますが、スリット幅が50mmという事で、先幕も後幕もドラムに巻かれていない状態で50mmのスリットが空いている状態が出来ているということで、横幅は35mmフルサイズとしては十分に小型化できていないといえます。
というか、このカメラを剥げるまで使おうという戦闘的な方をライカ社も想定していないでなはないでしょうか?
> ドイツ野郎に大和魂を見せつけてくださると思うと痛快であります。
●年産4000台としていた事から、ライカ社ではそこそこ売れると楽観的な見通しを立てていたのではないかと思われます。そこそこ売れるということは使う人も結構出てくるという見通しを持ったためレンズのMC化とパトローネ使用可としたように思います。
むしろ0型使用者のHPやブログを見ると死蔵する事への抵抗感が大きく打ち出されており、逆に大和魂を見せ付ける相手は、同じ民族の「ライカ爺」様たちへではないか。。。と思えてなりません。
このカメラは、ちゃんと撮る。。。という事を宿題のように、楽しく教えてくれるカメラであるように思います。
> 未使用10年で錆が出てくるとは価格からするといかがなものかと思いますが。
これは、底蓋を外した時に現れる部分の鉄板です。指の油をぬりぬりしておきました。
> 楽凱というのが人を喰っていて素晴らしいです。荒々しいグラデーションがカメラの魅力に劣っていませんね。
●ISO100のモノクロって、買わないのであります。400で絞りたいという本能や、中、小口径レンズを使うことが多いからであります。
ラッキーを1ダースほど昨年いただいて、冷凍庫に入れてあるのですが中々減らないので、必然的に。。。試写はラッキーと。。。
> 先日、大陸から帰還した妻が合計3ダースの135判の楽凱と120判の上海を確保してきました。国産フィルムからますます離れています。120判モノクロ上海も1本160円ほどですから、格別安いというわけではないのですが。
●実に夫思いの素晴らしい奥様ですね~~!!
- 2010/09/20(月) 00:09:47 |
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- 横須賀与太郎 #-
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