
Hexanon 90mm/3.5,Konica Press,Ilford Delta400
ぶれている。椅子の布の目は出ているからまぁいいか。。。
写っていてフィルムを消費できればそれで良い。良かった良かった。
原版で右辺と下を1cmずつカットしてある。
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テーマ:こども写真 - ジャンル:写真
- 2012/07/14(土) 00:42:11|
- 放)HEXANON 90mm/3.5Konica Press,Koni-Ome
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DACORA DIGNA,Achromat 80mm/8,ILFORD DELTA 100(200に増感)。120フィルム使用の6x6判12枚撮り。
一番安いタイプのBOXカメラだと、固定焦点のほかに無限遠を、露出は晴れと曇りくらいの調節が出来るとぐっと実用になるし、そんなカメラで楽しみたいし、子供用のおもちゃでないまともに作ったカメラだと、単玉(アクロマートレンズ)と、距離は遠・中・近、露出は晴れ、曇り、日陰?の3種類くらいのカメラでもとてもよく写る。
以前1902年頃のKodakの木製の横長の弁当箱のような中から赤蛇腹と木のレンズボードが出てくる6x9の簡易型のカメラを使っていたが、これは実に良く写り、記念写真などにはもってこい、またレンズが単純なのでラチチュードが広く随分無理が利くレンズだった。これも距離は遠・中・近、露出は絞りで4段階くらい換えられる程度だと思った。No.2フォールディングブローニーと書いてあった(同じ名前でも実に多くの機種が存在する)。
こういうシンプルで良く写るカメラはきわめて欲する所であるが、固定焦点だと絞れる場合は良いのだが、おおよそ絞りなど選べず、というかAEでもなくシャッター単速、絞りも変化無しなどのものが多い。
35mm判でも物足りないのだから中判になったら尚更だ。
であるから、一番簡単な選択肢は、目測式のスプリングカメラの普及型を選べば、シンプルなカメラを警戒に使う楽しさはあるだろう。
このてのカメラは、距離目盛りにも2個くらい赤い点があり、遠、近などそこにセットしておけと言う意味。
絞りにも赤い点があり、絞りはそこに固定して、天気によってシャッタースピードを変えなさい。。。という按配のようなのだ。
メーカーが考えてくれた方法に従えば、私の念願のある種ゾーンフォーカスで、晴れ、曇り、日陰くらいの選択肢のあるカメラになる。。。のだが。。。
やはり距離は連続して変化したりするし、絞りもレンズ開放からf22くらいまで自由に選べるからどうしても被写体との距離、その場の明るさに応じてちゃんと設定しようとして、その塩梅がわるく、かえって写りが悪い写真になっていたり、距離や露出のちょいとした迷いがシャッターチャンスを失うことになる。
だから選択肢が無いのではなく、きわめて限定的なカメラがやはり欲しい。

これはDACORAという旧西ドイツの会社のDiganaというカメラらしい。
東京に出た折に新宿に寄り、某中古カメラ屋さんのじゃんくBOXに¥1.000というプライスをつけられ、2個転がっていた。ドイツの最普及型のカメラの典型みたいな感じで、沈胴もできる。
最初はあまり気に留めなかったが、このカメラの中で私がとても好ましく思ったことがいくつか有った。
一つはレンズ銘。Achromat 1:8/80mmと書いてある。例えばダコラーとかディグナーとかダコラ レンズなどと書かずにアクロマートというレンズの素性を書いてあることだ。1群2枚の貼合わせの色消しレンズ。
さらにシャッターは実質1/50秒の単速ながら、絞りが8と11が選べる。
さらにレンズは回転しながら前後に動きピント合わせをするが、レンズの左下に1.5-3,真上に3-8,右下に8-∞と書いてあり、連続的にピント合わせをできるはずだが、この3つのゾーンしか実質的に選択出来ないようになっている。塩梅しようにも途中に目盛りが無いし、それぞれのゾーンが正確にどれだけの距離に設定してあるかわからず、中間の距離の設定は難しい。
さて、このカメラ、困ったことに接眼レンズが縦にピキ~~~っと割れていて、目をくっつける所に割れがあるのは誠に心配なことで、接眼レンズは薄い華奢な物であったから尚更である。
凸レンズのようなので、+のカメラの視度補正れんずなどをいくつか買ってきたが、それをあわせてもまだ足りない。もっとも狙いだけだから、接眼レンズが無くって像がほとんど見えなくてもなんとなく分かるから撮影に不都合は無いが、やはりちゃんと見たい。
マミヤRB67のピントフードの拡大レンズを当てがってみると、とてもよく見える。
さらに同じ物の私の視度に合わせた-3(-3であってもこの場合凹レンズではない)のものを入れると実にキレイにはっきり見える。
さて、いいものは無いかと思っていると、先日手を離れていったHEXAR RF用のマイナス3の視度補正レンズが有った。
このカメラは、取り外し可能の視度補正レンズが光学系の一部を成しており、視度補正レンズがないと全くファインダーとして成立しないのだ。出荷時には-1が付いている。マイナスが付いていても接眼レンズをかねているから凸レンズだ。
これは迷ったのだが、枠を外しDACCORA Dignaの軍艦部を外し、割れた接眼レンズとこのHEXAR RF用の視度補正レンズに変えた。
ものすご~~~くきれいに見える!!
HEXAR RFの視度補正レンズをDACORAに与えてしまって、逆にスッキリした。
DACORAのオリジナルの接眼レンズより、遥にガラスの質が良いのではないだろうか。
実にきれいに見える。
さてその結果は。。。


迷いが起こらない分軽快に撮れたので、動きのある愚息の表恭賀撮れたように思う。
「私の」DACORA
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- 2012/07/08(日) 02:10:10|
- 放)Achromat 80mm/8(DACORA DIGNA)
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海鴎203-1(SEAGULL 203-1),S-111-2 75mm/3.5,TX,6x4.5で撮影。
随分長いことこの看板は出ている。内容のショッキングさとともにずっとそこにあり続けることがショッキングである。
周辺が流れてトイカメラのように見えるが、単純にアウトフォーカスのクセがそう見えるのだろうと思う。
したが前ボケ、上が後ボケといった感じに。
このカメラは以前何度か撮影しており、周辺がトイカメラのように流れるレンズではない。
レンズの組み違いか?と思ったが。。。

↑こちらは普通。同じフィルム、同じ日(もちろんカメラも同じ)であるから、やはり最短距離に近い時のアウトフォーカスで、特徴が目立つ被写体であったのであろうと思う。
シャープネスや切れがあるレンズではないが(ここらへんが2眼レフの海鴎レンズであるSA-75などとは違う所だ)、逆に,上の看板の写真の真ん中の行の「何かを見・・・」位のところがこんなにスパッとでるとは思わなかった。
目測式の紅梅HM-1のレンズはなかなか評判が良くたまにカメラ好きな方のブログやHPに出てくる。
紅梅のレンズより当レンズは絞ってもゆる~い感じ、穏やかな感じ、パリッとしない感じであるように思う。
海鴎203は203と203-1があり、203は巻き上げレバーも金属でれ、巻き上げレバーを止めるネジも梨地になっているが、203-1の巻き上げレバーは黒いテカテカのレバーで止め具もテラテラぴかぴかな銀色である。
軍艦部のメッキなども203-1の方がテカテカしていて、203の方が落ち着きのあるやや仕上げの良い感じがする。
203は巻き上げレバーとは反対側に、露出早見表になっているダイヤルが付いていて、全体としてクラカメな感じだが、203-1はその部分がホットシューになっていて、黒いプラ製テカテカレバーとあいまって、スプリングカメラなのになんかハンパに新しい印象を与える。まァそのミスマッチが魅力でもあり、飲み会などの記念写真カメラとしてはホットシューに小型ストロボを差して撮影し「なにそのカメラぁ~ かわいぃ~~!!」なんて話題作りになる。。。と思って以前買ったが、飲み会には1度も出動していない。
今回使った203-1は、レバーや止め具は203の金属、梨地仕上げの物で、軍艦部のメッキ仕上げも並みの203-1よりやや落ち着いて見える。端境期のものか、後に付け替えられた物かは分からないが203-1に203の軍幹部や部品を2個1、もしくは203ベースに203-1の部品を2個1したのかとも思ったが、先日数台あるそれぞれのジャンクをバラシテ、軍幹部をボディーに固定する位置も違えばボディーと軍幹部の入れ替えは出来ない構造だった(もちろん巻き上げレバーは互換性があるからレバーだけ取り替えた可能性はもちろんある)。
203-1はカンタンに軍艦部のカバーは外れる。
203-1は。。。FED-4のように露出計のダイヤルは軍幹部のトップカバーについていて、軍幹部を外すのには関係ない構造。。。であってほしかった!!!!
露出早見表ダイヤルの下にさらに軍幹部を本体に止めてあるネジがあるから、ダイヤルは必ずとらなければいけない。止めネジはカニ目で外れるが止めネジをねじ込む棒(ダイヤルの心棒)は割りピン状になっていて外側に反り、ダイヤルは力技で無ければ外れない。ちょうど止め具がねじ込まれていた部分は二つに割れていて外側に沿っている。そんな所にネジを切ったのだ。止めネジがねじ込まれていた所をペンチでぎゅっと締めて反りをなくしてからでないとダイヤルは取れず、軍艦部を止める最後の1本のネジは外せない。
今度組み立てる時に、ダイヤルなどをはめて、とめネジはそのままではねじ込めず、また割りピンの如く外側にそらせないとダイヤルは止まらないが、反らし加減を全く元通りにするには素人がラジオペンチでやるのは難しく、トライしてみたが、止めネジはうまく最後までねじ込めない状態になってしまっていた。
中国のカメラは分解したら二度と組み立てられない。。。なんて悪口を言われたのは当機であろうか。
やはり203-1の方がホットシューで使い出があるだけでなく、分解しにくい軍艦部のダイヤルの問題が無いのでメインテナンスもし易かっただろう。
当機は203シリーズには珍しく動態保存で、スローシャッターも、セルフタイマーも、問題なく動いているのは大変驚異的だ。
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- 2012/07/03(火) 04:23:30|
- S-111-2 75mm/3.5(海鴎203-1)
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KONICA Press,HEXANON 58mm/5.6,Fuji Acros使用
引き出し式のフードは浅く、引き出してもゆるゆるですぐ引っ込んでしまう。
内面反射もあるのでオールドカメラ風の描画だろうか。
サーバーにサイズがデカ過ぎると拒否された大きいサイズだと子供の靴下の柄もはっきり見える。
レリーズボタンを重くしたかわりに、レリーズレバーがフィルムの圧板がフィルムを押し付けるという利点を得てフィルムの平面性を獲得し、HEXANONレンズの優秀さとあいまって、ピント関係の嫌な思いはしたことが無い。
国内発売当初にアサヒカメラのテストレポートに載った記事を見ると、平面性の問題は当初から褒められている。
6x7としては小型で、ボディー下側のレバーを横に引っ張ってフィルムの送給とシャッターのチャージを行うが、ガッチャンとレバーを引っ張る動作が軽快で面白く、ファインダーも大変よいため使うのが嬉しいカメラだ。
テーマ:こども写真 - ジャンル:写真
- 2012/07/01(日) 03:16:41|
- 放)HEXANON 58mm/5.6 Konica Press,Koni-Ome
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