

横須賀駅前横穴建築店舗群…というかは知らないけれど。
崖地の際に建っている店舗でも、中に入ると意外と広い印象がある。建物の奥行より広い印象だ。崖内にバックヤードを作ってあるからではないだろうか。写真は2階部分。
(FUJI FinePix F710使用 )
本日仕事のリハーサルで新宿へ参り、新宿十二社といわれていた当たりの近くだったので、ヨドカメ本店(??)というか、隣り合って並んでいてどこが本店だかわからない。。。ので本店群のフィルム売り場で悩んだ。
ISO400のモノクロが欲しい。。。ボルシーC22やアサヒフレックス1aといったf3.5級中口径レンズのカメラがぐっと生かされるからだ。しかし、コニカアイボーグにアクロスが数枚だけ撮ってそのままになっているから、これを撮り終えてからだ。。。とか妙に分別臭くなって、30分悩んで買わなかったのである。
分別臭いという事は貧乏くさいという事だ。
貧乏人は分別がない。しかし分別のない貧乏人は活力がある。
分別臭い貧乏人は、貧乏くさい貧乏人だ。
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- 2019/10/09(水) 21:41:14|
- 障&捨)SR素子FinePix F700,710
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現在使っているPCがタブレット型のためスタンドとキーボードとマウスをつけている。
このPCだとマルチカードリーダーのxD Picture Cardを認識しないのだ。
同じカードリーダーでも他のPCだったらOKなのだが。
現役時に新品で大変な思いをして買ったF700は故障後リコールし、適当に使ったが姪にあげてその後行方不明、F710はあまり使わないうちにお釈迦となり、リコールしようと思ったらとっくに期間は過ぎていたのであった。
縁薄かったF710にムラムラっと来たのである。悪いことに純正ケースは取ってあったのがあだとなりお迎え。
しかし上記の理由でPCに取り込めず。
箱入りのF700もなぜか確保してしまったので、その中から接続コードを出し、PCとカメラを直繋ぎにして読み込んだ。
直繋ぎはひょっとして15年ぶりくらいだろうか。
このカメラはセンサーがお釈迦になるためリコール対象品であった。一時期ジャンクなどがメーカーでリコールされ、健康品が市場にあふれたが、いまはガクッと少なくはなった。
しかし、万難を排して購入するような代物ではない。
このレンズは歪曲収差(樽型)が大きく出るため、使いにくい。
- 2019/07/02(火) 18:42:03|
- 障&捨)SR素子FinePix F700,710
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(FUJI FinePix F700,フジクロームモードで撮影 ISO200 2005年3月4日)
紅梅というものにはなんか特別な思い入れがあるのだが、いろいろ種類もあるようで、また土壌などによっても色が違ってくるのだろう。私が買った鹿児島紅梅は,当家の土壌ではつぼみが一番美しく信じがたいような紅色を範っているが、花開くと少し色あせる。
このころは人生の転機となって、特定の映像は全部消してしまったがこう言う当たり障りのないものは残ったのだろう。
こんな色鮮やかだったか。。。雪に映えて美しいと思ったには違いない。
でもこれは相当カメラが作りこんでしまった映像だ。
こんな明確な映像を出すレンズではない。
オリンパスのC2040とかのイメージが強かったから、デジカメっつーのはすごくレンズが良くて明るいんだと思っていて、
富士写真フィルムはハニカムCCDからこのSR素子のカメラを出したのだが、なかなかできてこない。
発売は延期された。
レンズはソコソコ。ちょっと期待外れ。シャープ感はない。それもそうだろう。レンズにかけるスペースが足りない。
SR素子のものはF700,ほどなくしてF710,そして、F710と同じ形をしていたF810はSR素子をすでに捨てていた。
これはつなぎでそのごしばらく安定的に出たF10などが登場する。考えてみればあっという間だった。
F10以降のものの方が圧倒的に写りが良かったのである!!
一時F31fdなどが神カメラとして持ち上げられ相場が高かったのだが今はどうなんだろう。
コンデジ自体がというか私にとってはデジカメ=コンデジじたいが撮像素子をどんどん小型化して、富士フィルムのコンデジ自体も、だんだん元気がなくなっていった。
F700とF710はぱっと見は似ているが外観の仕上げや形や操作が随分変わっている。
薄いフィルム状の加工がしてあり、日焼けして皮がむけたように汚くなる。
F700の時もそうだが誇大広告で(製品に添付されていた写真は「フィルムに負けない」素晴らしく自然な写真が入っていた。
印刷ではありませんよ、写真ですよ。
そしてF710の宣伝の折は「あなたは最高の映像表現を手に入れる」…という趣旨の宣伝であった。
宣伝が大法螺であるだけ落胆が大きい。F710はあまり使わずじまいだった。
色味はF700の方が好みだったのである。
F710 に関しては35-135㎜相当のレンズになったが(F700は35-105㎜相当)歪曲は35㎜相当側では酷かった。
F700に関しては、素子が壊れリコールして戻ったが、F710が写らなくなったときは、問い合わせもしなかった。
F700はスタンダードモードは比較的おとなしく良い色が出たといえる。
またフジクロームモードでも、富士クロムっぽいなという色が出た。
しかしRAW撮影がISO200だけ出来て(F710は200と400に拡大)、それを現像するソフトがなかったのである。
ソフトはついていたが、RAWをTIFFに変換するだけであり、全くいじることはできず、
白飛びなどを抑えるために高感度のS素子と低感度のR素子配合などは待った子いじれないものであった。
私は今でもこのことに関して恨みを持っているのだ!!
当時もRAW現像ソフトなどあったのだろうが、カメラを買って、そのカメラの売りである機能が使えないということはいかなることか。
プロではないのでたかいRAW現像ソフトなどは買わない(もっともプロはF700は使わない)
s7Rawというフリーソフトが出た。
これによって一般人はS素子、R素子の配合率を自分で決めることができた。
いくつかモードはあるもののイージーモードでしかできない。
複雑な数式を私は理解できないからだ。
まぁホワイトバランスやレンズの歪曲や色味や彩度のこともいじれるのでダウンロードして損はない。
S7rawで現像した写真は、それこそフィルムっぽい分厚い写りがして好感が持てた。
海外ではFinePix S20proというもどき一体型1眼が出た。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0206/fuji2.htmこれを何とか輸入できないかとebayなどで探したもんだ。
だが撮像素子の大きさはF700と一緒である。
今考えてみればレンズが良くなればそれだけ写りも良くなるだろうが、向こうでの値付けが$999だと安くはない。
というか高くて買えない。
当然素子の多いプロ向けのS3pro(カメラはNikon F80をベースとしている)の方が良いように思えた。
$999よりもっともっと高いがS3proが遠のく気がした。これは妄想レベルの話だ。
S3proがなくなってしまった。。。代わりにS5proというのが出てきた。
なんと!!これもSR素子搭載である。
その後S5proも消えてしまい。。。圧倒的な優位性を見せつけられなかったのだろうか。
その後Nikonベースのフジのプロカメラは姿を消してしまい、ハッセルのAF化の手伝いをして名実ともにハッセルはフジのカメラになったし、富士のレンズもZeiss同様のコントラストの再現性。。。でしたでしょうか、、、今では普通になったMTF曲線のど~たらこ~たらで作成したレンズなんかを出し大したもんだと思っていたが、SR素子は消えてしまった。
最近はAPS-Cサイズのレンズ交換式ミラーレスが、うるさ方に評判が良いそうで、また中判のミラーレスカメラを導入など、本格的に良くなっているのではないだろうか。
素直にお慶び申し上げたい。
ほんとうはKODAKの方が好きだったけど、初めてカラーネガの400を開発するとか、ASA400のフィルム、ましてやISO800のフィルムまで常用域にもってきたり、すっかりネーチャーフォトはフジクロームが席捲するまでになり、さらにネガカラー末期には第4の感色層を持つスペリアなどを開発し、フィルムが凋落してもまだ頑張ってフィルムを作り続けてくれている。
ISO400の高級型などは、デジと全く趣の違ったどっしりした色調を持っていてやはり圧倒的なラチュードは健在だ。
国産賞用、そしてここまで果敢に開発してくれたメーカーが日本にあるのは誇りである。
SR素子はその中のちょっとしたほろ苦い歴史であろう。
ここんとこフィルムカメラを断捨離し、S5proを買った。
目くるめく快楽というよりはAF1眼も随分フォーカスが早くなったなぁという印象である。
何しろ満を持して発売当時のF-501を買った人間としては、デジ1とかフィルムAF眼などというカテゴリー分けではなく、
AF1眼というものの進歩に驚いたのである。
といっても今は、クラシックの部類に入るD200ベースだ。今はどんなにすごいんでしょうね。
さてフジがS2proに比べて4倍のダイナミックレンジを持つSR素子を搭載したS3proと明確に優位性を謳っていたが、
S5proにはもうカメラ側でダイナミックレンジが400%まで調節できるようになっていた。
またRAW現像ソフトなどもミラーレスカメラなども含む1眼カメラに普及により、プロから見れば簡単なRAW現像ソフトもただで入手できるようになってきた。
暗部を持ち上げることもできる。
それに本当に私は4倍のダイナミックレンジを求めていたか。。。
リバーサルでハイライトに合わせわらに露出を切りつめる。
スコーンとシャドウが落ちる。
でもここで知っちゃったんだ。Zeissのすごさを。
普通のレンズだと、黒くつぶれたり色が濁るんだけど、Zeissはそのままの色で暗部に落ち、暗部の中できっちり保存されている。
うむ、いまさらあの線の太くて色気に乏しいヤシコン物を使いたいとは思わないが、Nikkorではない「何か」のレンズを与えてやりたい。少なくても単焦点を。
私の中でSR素子への思いがここまで10数年も鬱積しているとは思わなかった。
画質はFOVEON quattro搭載のSIGMAには到底かなわないが、FOVEONを持ってこその
SR素子への取り組みである。
Windows 10でS7rawは動いたので、F700かF710とも思ったが、この写真を拡大してみて。。。
やめた。ほろ苦い思い出のままとっておこう。
(あ、やべ、、、原寸大で掲載してしまった。
実質300万画素強だったからできたことであろう。当然メーカーはS+R素子合計で700万画素くらいのことは言っていたけれど。)
35パーくらいに縮小するとこんなにきれいです。。。ってフォローになっていないか。。。
- 2018/03/01(木) 18:17:19|
- 障&捨)SR素子FinePix F700,710
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