
この写真、先日Bronica S2 Nikkor 50mm/3.5で撮影はしたと書いたが。。。
ネガを見ると・・・
Hsselblad 500c/m CF Plamar80mmでした。
ニッコールかPlanarか、などという高級な話ではなくて、6x6で50mmで撮ったか80mmで撮ったか、位のことは見破りたかった。
まあPlanar80mmがNikkorの50mmmf3.5くらいよくうつること分かった。
- 2011/04/08(金) 02:37:25|
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1眼レフのフォーカシングスクリーンのことになると理性を失う。
これは今回の東電の原子力発電所の如く、国民は騙されていたのだ。
原子力発電所の場合は、大都市部の人間も共犯ではある。
しかし、1眼レフのフォーカシングスクリーンは。。。
まずメーカー、評論家、プロ、・・・レーザーマットが良いとか、アキューとマットがよいとか・・・
カメラ雑誌では新時代のフォーカシングスクリーンの優秀性を評価し、昔はひどかったと書きたてた。
一つの記事に遭遇した。これは不思議な体験であった。
昭和24年に復刊から32年までのアサヒカメラを所有していたことがあったが、当時ペンタプリズムを乗せた初の1眼レフとして紹介された東ドイツZeissのContax Sの使用記事を見たのだ。
もちろんこの頃は日本の評論化が使える時代ではなく、当時ドイツに赴任していた米軍の軍人のレポポートを海外記事の転載という形で報じたのだ。
その中で度肝を抜く記事を見た。
当時最新の「アイレベル撮影」が可能となったCONTAX Sは室内の電光下でf22に絞ってもピント合わせが容易いと書いてあった。
これには大きな疑問を持った。当時私が使っていたOLYMPUS PEN-Fのフレネルレンズのスクリーン、PENTAX SPのスクリーンなどでもとうてい無理な状況である。
だからそれより更に暗いといわれるContax Sの記事は誇張に過ぎないデマだと断じた。
それから数年、Sにシンクロ接点をつけただけのContax Dを購入することとなった。
東独崩壊でそれまで高価だったこのカメラも日本に安価に流れ込んだ。1950年頃の製品。
真っ先にやったこと、プリセット絞りを22に絞り、電光下の室内でピント合わせをしてみたら・・・
あら~~~!ピント合わせが実に容易です。暗いけどピントの山がはっきりわかります(当時1988年)。
この時に私はカメラ業界、カメラ評論家、プロなどに騙されていたことを知りました。
私の理想は、コンデンサーレンズの底を摺りガラス状にした物である。
昨年だか一昨年だか、ハッセルを使うようになって、実にピント合わせがやりにくい。
ブロニカS2などではこんなに苦労はしないし、マミヤのRB67SDなんかはぴたっとピントが合うのが容易く分かる。
こんな物をプロは使わされ続けたのか。。。
全面マットが使い易いというが、ハッセルの標準の全面マットはフレネルレンズになっていて、しかも中心までフレネルレンズが切ってあり、煩くて仕方が無い。
ハッセルはフォーカシングすることに関してセンスが悪いと言わざるを得ない。
当時のプロはスタジオで絞り込んで使っただろうから、フレネルレンズの隅々まで見えたりアキューとマットで明るく見えるほうが良かったのだろうが、素人はやはりピント合わせが楽な方がよいのだ。
室内でもあわよくばノーフラッシュで撮ってしまおうなんて乱暴な話だからf2.8開放で1/30(ISO400)なんていうデータが頻繁である。
アキューとマットのスプリット・マイクロプリズムの物を買ってマイクロプリズム部で合わせていたが、これとてもわずらわしかった。
ハッセルを使っている人はとてもフォーカシングスクリーンで苦労するようだ。
やはりマミヤなどは良く出来ているなぁ。。。ため息。。。
PENTAXがA3デートなどマニュアルフォーカス末期のズームレンズ使用をウリにしたカメラでは、逆にスクリーンが暗く、像がザラザラした感じに見えるが実にピントの山がはっきりわかり、これはPENTAX645などのスクリーンもそうだった。
おおくのメーカーに騙されたと怨念を抱くが、PENTAXはエライ!!
今回ハッセルの全面マットの汚い物をいじっていたら、外枠から中枠が外れスクリーンが2枚出てきた。
上は摺りガラス、下はプラ製のフレネルレンズだ。
こりゃ一筋の光明!
下のフレネルレンズを外し、余ったスペースを糸モルト1.5mmで埋めた。
予想以上に暗くなったが、ピントの山はつかみやすい。
しかし、思ったほど摑み易くなかった。
もしやと思い5.6まで絞ってみる(Planar80mm/2.8)。
更に凄く暗くなるが・・・
ピントの山が摑み易い!!
レンズの解像度が上がったからだろう。
この標準レンズにも問題がありそうだ。
であるから、マミヤのRB67やブロニカなど、ピント合わせのしやすいスクリーンと、開放からピントがピシッと決まるレンズを用意していたのだなぁ。
少なくともこの条件は、MF1眼レフにとっては必要だったのではないか。
しかし、ハッセルを指をくわえてみているしか仕方が無かったフィルム全盛時代にハッセルのスクリーンは良くないとかあまり聞こえてこなかった。
巨大な太陽は真実を隠し、多くの人が太陽の意に背くような事を言わなかったのだろう。

周辺部はやはり随分暗くなる。しかし素人の私にはそんなことは関係ない。
- 2011/04/06(水) 02:02:40|
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9月3日
スピグラで2枚撮ろうと企てる。
レンズシャッターもオープンにし、ピントを見やすいように開放にする。
フォーカルプレーンシャッターも開放にする。
ピントグラスでピントを見る。
レンズの絞りを撮影にベストの炉頃へ持っていく。
フィルムホルダーを突っ込む。
引き蓋を引く。。。
アぁぁぁ~~~!!!
感光しちゃった。
レンズシャッターもフォーカルもオープンになっているのに引き蓋を引くなよ!!
ちゃんとフォーカルを巻き上げて、テンションも決めてシャッタースピードを設定し終わってからフィルムホルダーを入れるようにしよう。
これ昨日。
本日は妻と子供が寝た後、先日購入したブロニカのTTLメーターのピントグラス側のカバーガラスの内側が汚れていたので、ねじなどを外し掃除・・・あぁぁぁぁぁ!!
ネジを1個飛ばしてしまい、、、探すのに1時間ほど。
スピグラが一番低いテンションで1番広いスリット(最低速の1/10秒)のとき幕が引っかかってしまうので、後部だけ外して様子を伺う。
大英帝国の大富豪向けのトロピカルカメラのような木材の仕上げではないが、いまだに狂わず使えているのには恐れ入る。フィルムホルダーを取り付ける部分を外したが、本体もその部分も木製なのに関わらず、ピシっとハマル気持ちよさを持っている。
結局フォーカルプレーンの軸の部分に注油(というかクレ556)。
引っかかる事は無くなったがクレ556なので精度が出るかどうかは分からない。
ちょうど良い油の硬さなどもあるであろう。
スコン!!と勢い良く幕は走っている。
勢いが良すぎるような気もする。
テーマ:★カメラ&レンズ・機材 - ジャンル:写真
- 2010/09/05(日) 03:10:07|
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