昨日来たムサシがCR-P2を入れても正常動作せず。T-Wの切り替えが動作したので期待が高まったが、シャッターが切れずフィルムを入れると3コマ分ぐらいから送りする。そののちその症状はなくなり、裏部r他を開けるとシャッターだけキレる、フラッシュもチャージする。裏ブタを閉めるとシャッターの未動作する。フィルムを入れるとT-Wの切り替えとフラッシュ仕様の警告ランプのみ動作する。
裏ブタを閉めないと動くってあべこべだなぁ。ムサシ・・・痴呆にかかったか。
これじゃカメラをダシに武蔵の国の成立の不思議を説けないではないか。。。。
ホルガなんか壊れようがないから大丈夫と思ったら、、そういえばフラッシュがありました。
フラッシュが死んでました。
スポンサーサイト
- 2018/12/25(火) 21:37:43|
- SELBY"ムサシ”TW-D
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

左のホルガは、5年前にも年末に買ったらしい。。。(自分のブログで発覚)
問題は右のNICs商品であるSELBY"ムサシ"TW-Dである。
私がカメラの販売のアルバイトをしていた昭和63年から平成元年、ニックス商品、のちにニーズ商品といわれるようになり、今では普通になった。
このNICsに関して検索で出てくるか不安であったが、かきのきじがでてきた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E8%88%88%E5%B7%A5%E6%A5%AD%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%9C%B0%E5%9F%9Fチノンだのリコーだのグーンと下にゴルフの景品並みの値段でこれらは存在した。
むしろゴルフや忘年会の景品としてしか存在しなかった。
しかし、AFとなるとちょっとネガ上がり景品にしにくくなり、当時まだ2焦点カメラも健在であったから、2焦点となると景品にするには惜しい額になる。もっともこんな定価の3割引きとかでは売られない。1万円台であったろう。だから余計に売れなかった。
HANIMEXの固定焦点機や110機、セルビ、TITAN(ちょっとこれは珍しかったかな、最初のロットは良さげであったが、次のロットはレンズが安っぽそうだった。)など。
さてこのムサシなるカメラ、岩田エンタープライズがお得意とするmade for oxox JAPANの口である。
この岩田エンタープライズで思い出深いのは110カートリッジフィルムにくっつける
Selby マイクロ110である。これの2型がそっくりそのまま、近年HOLGAで発売された。
あと4連写のselby リボルバーもホルガかロモグラフィーで復活を遂げた。
中国に縁のある会社である。
TEXARブランドで海鴎の2眼レフやスプリングカメラ、のちには1眼レフカメラを発売したり、
TEXARブランドにする前に海鴎として輸入していた形跡がある。
さてこういう会社は、どっかで作って(いや作り手が照射に売り込みをかけたのかもしれない)いろいろの名前になっている。
同じものがSelbyであったりHANIMEXであったり。
で、このかめらが"ムサシ"である、武蔵でならなければならない縁起、由来はないわけだが、
当時京セラの”サムライ”リコーの”MIRAI"など日本語の名前が付いた商品が、連写タ3~4倍ズームなど、
全能感を引っ提げてやってきた。そういう時代もあって”サムライ”に対して剣豪の”ムサシ”となったのだろう。
私は宮本武蔵のファンではない。まったくこの時代には興味がなく、古代史しか興味がない。
私の生まれが武蔵の国は国分寺の在に生を受け、隣町が国府の府中だったからである。
武蔵野国の国分寺のすぐそばに住んでいた。
数年前前このNICsカメラムサシと武蔵野国の謎について書こうと思って1台調達したがすぐ壊れた。
見た目のソコソコまともそうなスペックやレンズの予想に反して絶望的な写りであった。
それをわかっていてもう一回リベンジである。
今回は、このカメラが”ムサシ”であるという箱や説明書、保証書(ロシアなどではこれをパスポートと呼ぶ)など、
ムサシであるという、背乗りでも何でもいいからムサシであるというアイデンティティーを確立する物件が付属していたことと¥480だったことである。

さて古代武蔵野国の国府は何処であったか、武蔵の国が東山道所属で北関東へわざわざ行き東山道武蔵道で一直線に南下していたのが東海道所属になる当たり(これはきちんと文献に残っている)、実に面白い。
それを長文になっても分割になっても、全くのドアマチュアの、歴史好きの人間がいろいろ推測するときの撮影に使いたい。
(このカメラの様からは信じられないほど、よく写らない)。
- 2018/12/24(月) 13:52:34|
- SELBY"ムサシ”TW-D
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0