
中国語はなんとなくわかりそうな気がしてしまうから早とちりして前回の撮影を失敗した。
数字の0から1に行ってよさそうに書いてあるんだけどな。
スプールにはテープなどで貼り付けないといけない。
スプールの真ん中にしかスリットがない。
この状況で0にセットしても1まで送ってもまだ撮影できないでしょ、、、と思い4枚目まで送ったつもりであった。
結果は光が被っていてまだまだ送らないとダメダメであったのだが。。。
慣れてくると。。。

6,7,8,9が同じ位置になっている。
つまり、6~9枚目まではちょうど巻き上げノブを1週させる。
そして以後は1週より徐々に巻き上げノブの回転が狭める設定になっている。
っつ~ことは、、、
1~5までは1週させてからさらに次の番号に持っていかないといけなかったのですね!!!
それに取説を見てみると「0位」「3圏」と書いてある。
これは全くあてずっぽうだが0の位置で3回回せ!!
そのご1週以上させ1のところで止めろ!!
という意味だと、、、勝手に解釈することにしてみて、実験してみると、
コマの重なりもなさそうだし、1枚目にはちょうど光が被らずに済みそうな位置になる。

1回目は2個の点、2回目は4個の点で印をつけてみる。
コマが重なることはなさそうだ。
35㎜判の鳳凰205などはきちんと写るから、当機で35㎜フィルムをもてあそぶのは意味がないのだけれど、当時はあれもできるこれもできる。。。そんなことでハクを付けたかったのではないかと思えてくる。
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- 2013/07/14(日) 21:41:15|
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・・・(この写真や記事は当方の使用の誤りによりコマが重なっていることがわかりました。訂正いたします 2013.7.14)・・・
(長城DF-4(Great Wall),長城90㎜/3.5,35㎜フィルムアダプター使用,ILFORD XP2使用)
長城DF-4(取説による)には35㎜フィルム用の付属品が付いていて、巻き上げノブの不思議な数列があり、そこををめがけて巻き上げノブを巻く。
どうもコマが重なっている
(←当方が使用を間違えたため2013.7.14訂正)しかしこれは機構上の問題ではない。
巻き止めにも何もなっていないのである。であるからこちらの試行錯誤が悪いのだ。
上海などの35㎜フィルムを使えばよかったのかもしれないが、カメラが上海の海鴎に対抗した北京の長城であるから、もっと相性が悪いかもしれない(フィルムの厚さなどによる誤差ではないだろうか)。(←誤記2013.7.14訂正)

1枚目には1で止め、次に2と書いてあるところを探し、次に3であるところを探し、4を探すと12と一緒になっていたりする。5と35が一緒、6,7,8,9が一緒、、、
慣れてくると大体このあたりだろうと察しがついてくる。
もんだいは、一番子供が興奮したイルカショーをまるまる長城の試写に使ってしまったことである。
他の場面はデジ1で動画を撮ってあるが、イルカショーのところは動画がない。
TVに写してみて「いるかはぁ~??」としきりに言うのである。
まぁ、京急の数少ない青い電車に乗れたのと、金沢八景からシーサイドライン(モノレール)では先頭に乗れて風景を堪能し、そこはばっちり動画で押さえてあるからまだ不満は少ないであろうが。
このカメラで撮った35㎜フィルムをスキャンして大きなサイズで見るのは酷である。
とうじ外人向けのお土産屋さんである友諠商店で売られていたものが後世にしこたま大野橋にされて語られることは思いもつかないだろう。
小さいサイズだと写っている感じがする。
もっとも巻き上げがきつくなってきたりでフィルムに傷がついていたりする。
反面、出品者が気にしていらした光線引きはない(少なくても裏紙付の120フィルムでは)。
35㎜で撮った最後のコマの真ん中にまん丸い光線漏れがあった。
このコマで数日止まっていたのでじわじわ漏れたのかもしれない。
赤窓と言えば聞こえはいいが、レモン色程度の薄黄色である。

一応イルカショーの収穫である。
(↑これは当方のフィルム装填やフィルムガイドの見誤りによるものです2013.7.14誤記訂正)
(↑これは当方のフィルム装填やフィルムガイドの見誤りによるものです2013.7.14誤記訂正)
(↑これは当方のフィルム装填やフィルムガイドの見誤りによるものです2013.7.14誤記訂正)このイルカショーは、購入している幼児用教材にも出てくるのである。
その教材を見てペンギンちゃんをみにいくのぉ~・・・などと言い出したのだと思う。
イルカショーの動画があれば、自分も同じところに来たのだという感動と実感があったのかもしれない。
それを犠牲にしての一世一代の賭けであった。
あまり漏光がないことが分かったのは収穫であった。
また、このカメラで35㎜をわざわざ撮らなくても良いということも収穫であり、それでも35㎜アダプターを持っているという、妙な、醜い満足感を持っている。
イルカショーはまた見に行きたがっているから、その時に動画を撮ろう。
その時に、また別なへんてこなカメラを試写しようなどと思わない限り。。。
- 2013/07/13(土) 21:04:06|
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6x6判2眼レフは好きであるけれど6x6一眼レフはなかなかいかつくて、しかしKIEVの横型の6シリーズやペンタコン6、等昔に手をだし、数年前に相場が暴落したハッセルやブロニカに手を出した。
なかなかそれぞれピント来たり来なかったり、、、
もちろん1眼レフであるから交換レンズの魅力はあるが、この際標準レンズを付けた時のフィーリングで構わない。
ブロニカのS2などは派手でちょっと嫌だなぁと思っていた。
しかし使ってみると、ブレにくいわ、標準のニッコールの針でけがいた洋な画や東京光学がゼンザノンとして供給した75㎜/2.8固くなりすぎない描写力は大変気に入っていた。
ハッセルは形は洗練されていていても、整備済みでない中古はババ掴みで、ピントが出にくくなっている。
また、フォーカシングスクリーンのピントの山が直感的につかみにくいものが多く、ブロニカに戻すと、何とピント合わせのしやすいカメラだろう!!とブロニカに対する愛情に変わり、西洋人というのはなんでこんなにオツムが弱いのだろうと思った。
ミノルタにアキュートマットを発注したのだが、ピントの山は見難い。
普通の標準スクリーンだと、放射線状のフレネルレンズのシマシマが濃く、かつ、完全に中心までシマシマが切ってい有るからデリケートなピント合わせに邪魔である。
そのてん驚異的な手間をかけたオプトファイバースクリーンは邪魔くさくはないのだが、スリガラスオンリーの古いカメラを使ったら馬鹿馬鹿しくなるほどピントが合わせやすいのだ。
さて、この長城は、スリガラスのみのスクリーンでピントが見やすく、ゆえに、絞り込んだ状態でもピントの山がつかめるために、自動絞りは要らないのである。
カメラ評論家の「ファインダーが暗い」「四隅では像が暗くなる」などというばかげた風評被害によりカメラメーカーはピントの山の見難いスクリーンを大枚かけて乱造し続けた。かくなる土壌の上にライカブームは到来したのである。
昭和24~25年のアサヒカメラに、米軍の高級軍人が東独のContax Sを入手し、記事を寄せたものを転載している。
夜間の室内においてもf22に絞ってもピント調節は容易である。。。
このような記述だ。
嘘だと思う人はContax SやD,ゼニットの初期のものなど、コンデンサーレンズの下側をスリガラスにしただけのモノで夜間室内でf22に絞って実験してみていただきたい。
これは難無く可能で容易であるのだ!!
長城はただのスリガラスであるから少しくらいが、絞り込んだままで撮影している。
撮影結果は少々低調であったのだが、これはハッセルに劣るというよりも、長城を買ったまま使用したからであろう。30年以上前のカメラで、調整なしで結果をどうこう言うことはできない。
ハッセルなども無調整のものは惨憺たる結果であり、今回の長城よりも悲惨な撮影結果となるのだ。
これは間違いのない事実である。

この表は実によろしい。
この通り撮っていて間違いがない。
季節によって露出を変えてあるので、フィルムの箱の露出データよりはるかに信頼ができるし、正確である。
これは誠に実感するところである。

フィルム巻き上げノブのところの不思議な数列は後ほど。。。

私のカメラはDF-4らしい。
セルフタイマーはないが、ホットシューはある。
両方コミコミなのがDF-5らしい。
基本形にDF-2という名を与えている以外は明快な説明である。

接写リングと大きな大きな接写台。
取説の裏の商品リストにも接写台は載っている。
↓↓↓

長城PF-1もリストに載っている。。。萌え~
おまけにリコースーパーショットのコピー機も現役で載っていますね。
6x4.5のマスクと35㎜マスクとアダプターが付いていました。

巻き上げノブの不思議な数列は、35㎜用の巻き上げのためのガイドでした。

怪しげなビニールレザーの部品が入っていたが、、、取説に35㎜フィルム撮影の際に人造革が云々。。。とある。
形は整っていないが、ひょっとしたら純正かッ!!??
それとも以前のユーザーが自作したものだろうか。。。
工作から見ると後者であるけれど、意外や意外純正だったらびっくりです。
ということで、本日はくそ暑い中、愚息がペンギンちゃんを見たいといい続けていたので、八景島シーパラダイスまで行った折に35㎜フィルムを詰めて撮影したが、巻き戻し機構が無いために暗室やダークバックの中でフィルムを取り出さなければならないため、帰りがけにDP屋さんに出すことはできなかった。近日の現像が楽しみである。
66で普通に撮ったものである。
実にフィーリングは気に入っている。

すべり台を滑るのを躊躇している。
この後滑ることの予想されるため、急いで赤窓を見てフィルムを送る。
赤窓と言いたいけれどレモン色程度の色しかついていないので、とにかく出来うる限り陰になるところで急いで巻く。
ミラーもセットして誤った絞り値も矯正。
カメラとのフィーリングが合わないとなかなか難しい。
ハッセルとフィーリングが合わず、長城とフィーリングが合うというのは、私自身の品格に由来するのかもしれない。
速やかにセットし終えたおかげで撮れた。

昼でも薄暗い、創業40年の喫茶店の店内。
限界値の1/30、f3.5(ISO400)。
御夫婦で切り盛りしている横須賀市内の某店。
このフルーツサンドは誠に風味絶佳、熟したフルーツの味わい。
しかしこの味を知ってしまった愚息の先が思いやられる。
わたしは愚息の残した一切れをありがたく頂戴。
幸福に浸る。

陸田三郎氏の「中国のクラシックカメラ事情」(朝日ソノラマ刊)には、1980年ころに、上海の海鴎の2眼レフが人気で需要を満たしきれていなかったため、海鴎の二眼の安い方(4B型・・・赤窓フィルム送りのセルフコッキングなし)の120元より安い100元を切る価格設定にしたという。
なんだか北京VS上海という構図を見る思いである。
- 2013/07/09(火) 23:48:19|
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