
YASHICA-mat 124G YASHINON80mm/3.5 イルフォードデルタ400
これぞ写ればいいじゃんという感じである。
私が少年のころから操作が体にしみ込んだものだったが、マミヤのレンズを買うため売りやすいため売ってしまった。
初代のヤシカマットはもっと解像度の高い描画をする。
また、金属製だが、124Gは急にプラ部品が増えている。
だからシンプルで鋭い初代ヤシカマットだけ残すようにした。
しかし、モノクロでも絞って手札やキャビネくらいだと大変綺麗な描画になる。
カラーもなだらかで、コダックの1980年ころのPCN(プロフェッショナルカラーネガティブ)など
見事なニュートラルな画像が出てきた。
モノクロよりカラーへの描画合わせというのが、昭和30年代後半から40年代に重視されたかもしれない。
夕涼み会で1年先輩の大親友と。
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- 2017/05/17(水) 00:02:18|
- 放)YAHINON80㎜/3.5(YASHICA Mat 124G)
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これ、もう一昨年の1月でしたね。
第一作でゴジラの上陸シーンを撮影した、横須賀市のたたら浜です。
カメラはヤシカマット124G
このころは、まだモノクロフィルムも安くはないけど千円越えはなかったですね。
先日ヨドバシカメラにモノクロブローニーを買いに行ってビックリ!
千円越えかぁ。
大事に撮らなきゃ
- 2016/02/12(金) 02:11:11|
- 放)YAHINON80㎜/3.5(YASHICA Mat 124G)
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今年の年末年始は「ふるさと」と過ごした。
「ふるさと」で。。。ではなく。。。
私のカメラのふるさとYASHICA Mat124Gとである。
浮気は無し。
保険のデジはありだが。
YASHICA Mat124Gは昭和55年(1980年)の5月に親に半額以上は援助してもらって買ったカメラであった。
ヨドバシカメラ新宿本店で¥29.000-であった。もちろん新品である。
当時はヨドバシやさくらや、ドイなどのカメラ量販店でも¥32.000が相場で、もちろん普通のカメラ店ではそこまで安くはならなかった。
当時10歳そこそこの私も実にませてすれたもので、現場で「ズバリ現金お持ち帰りでいくらですか?」などとの言い方を覚えてしまい、ヨドバシ―さくらや―ドイなどをぐるぐる回って¥31.500-などという値段を引出し、さらにもう応じなくなったさくらやとドイに見切りをつけてヨドバシ内で違う店員、違う日に聞くなどのことを繰り返した。
ずばり¥30.000-という価格を引き出したのである。これ自体もう破格であったけれどもう先はないと思いつつ坊主刈りメガネをかけた店員さんに「このあいだ聞いたときに3万円だったんですがもう少し安くなりませんか?」と聞いたところ、「2万9千円」との返答が返ってきた。
ガキがこのようなカメラを買うわけは無いと少し油断があったのだと思う。
そこで買えればよかったが、このような金額を出せるわけもなく親と協議を重ね、ゴネたりわめいたりしてしばらくして購入ということになった。
5月3日であった。その店員さんがいるかどうか不安であったが、、、居たのである。
早速2万9千円という価格を突きつけたところ「そんなこと言ったかなぁ~。。。」と怪訝そうな顔をされていたが2万9千円にしてもらうことができた。調子に乗ってもう少し安くなりませんか。。。といったが叫ぶように「もう安くならない!」といわれた。まぁそうだよなぁ。。。
小学生の勢いはすごくNEOPAN F(ASA32)を入れて粋がってピアノの発表会の舞台を撮るという意味不明なことをしたり、220という24枚撮りがあるそうな。。。と最寄りのカメラ屋さんに注文したら5本セット5千円というプライスに目から火が出るほど驚いて(これは私が調べなかったのがいけないのである)どうにか金策をして払った。
しかしKodakの220フィルムで出会ったPCN(Professional colar negativ ASA64)は実に発色が自然で深く、またYASHICA Mat124Gに付いていたYashinon80mm/3.5は実に素直な発色を示し、このころのカラープリントも実に見事なもので、いまだに強い思い出に残っている。Kodak恐るべしと思った。
PCNはその5本のみしか使っていない。
それから10年ほどしたころであろうか、フィルムカウンターが戻らなくなりセミオートマットの当機では撮影できなくなった。
私の最初の新品で買ったYASHICA Mat124Gは知り合いが引っ越すときに餞別として差し上げた(もらった方も困っただろう)。
時代は下り2000年代にはいってもなかなか中古価格がわたしが新品で買ったよりも高く、ジャンクも1万円よりは安いみたいな状態が続いていた。最近でもガタ安にはなっていない。
ワイドローライなど神話がかっていて、そうでなくても純正ワイコンのムターレンズなども高価である。
このワイコンは左のヤシカマット124Gを10年ほど前に格安で譲っていただいた時につけていただいたものである。
もちろん6x6でワイド撮影したければ、他のカメラの交換レンズのワイドレンズを付けた方が全く良いし、このワイコンははっきり言ってそこまでの性能を有していないが、わたしにとってはこの「ふるさと」でワイド撮影できるのは全く持ってうれしいことである。

年末とはいえまだ12月の27日だったが人はまばらであった。

店も閉まっている。バスもまばら。通る車も少ない。

さて10年ほど前にワイコンと一緒に譲っていただいたYASHICA Mat124Gはしばらく放置していた。
処置するのをさぼっていたたというか。
フォーカシングノブが空回りしだしてねじなどを締めねばと思ったのだが、最終的にフィルムインジゲータの板が接着されていて、フォーカシングノブを止めるねじまで至らないのである。
そのまま部品を実家の棚に置いていたのだがいつの間にかなくなっていた。
母が捨てたのだ。
そうにかジャンクを探してその部品だけでも確保しなければと思ったのだが、このカメラのジャンクはなかなか高い。そんな!じゃんくじゃねぇか!と思うのだが確保できるような値段ではない。
フォーカシングノブの側面の板がないままのヤシカマット124Gのまま横須賀に引っ越してきたのである。
結局ヤシカマットの初代機で2眼レフが、しかも満足できるものがYASHICA Matと124Gしかないということを強く思い、新宿の老舗、大変良心的な「アルプス堂」でB級品コーナーのガラスケースにYASHICA Mat124Gが有ったので見せてもらうと露出計は良さそうでシャッターもよさそう、一応写せるものが諭吉1枚でちょっとおつりが出る価格であった。もう私はここいらで故郷にどうしても戻りたかった。新幹線の切符を買うような思いで購入したのである。
さてノブの側面の板(インジゲータの窓付き)とそれを止めるリングを外す。これで部品は取れたと思ったのだがフィルムの首里が書いているアルミのいたは接着されていることを思い出して、、、部品移植ができないことに気が着き大いに嘆いたのだが、そもそもフィルムインジゲータなどは要らないし蓋でもしてしまえば。。。不眠気味の私が飲んでいる眠剤で酔っ払っている時にはたと思いついた。とあるものがフォーカシングノブの蓋(?)にならぬかとあてがってみるとぴったりで、早速それを切り取り貼り付けてしまった。
シラフじゃこんな大胆なことはしない。
またそれの貼り革がないので困ったが、貼り側の面積の大きそうなバケペンを思い出し、3台ある中の一番バッチーのを(ちゃんと写る!!)裏蓋の貼り側をエイ!!っとはがすとすんなりはがれ、丸く切って貼り、めでたくフィルムインジゲータなしのスタンダードなのが出来上がった。

バケペンにはかわいそうだったが、シラフになってもこの選択は正しかったと思う。
あとはバケペンのお手当だけだ。。。
赤く丸く切ったシールでも貼ろうかと思ったが、黒地に赤だと日の丸にもならない。

逆光気味だとふわっと写るが、これでもコントラストを上げたりと救済している。
もっとも最近ラボでは信じられないほど硬調に焼いてくることが多いので、ちょうど良くなるかもしれない。
横須賀線に乗り東京まで伯母や母に年始のあいさつに行く(元日)。

当地横須賀でカミさん方の親族の新年会。軍港前の19階。
テーマ:二眼レフ - ジャンル:写真
- 2013/01/20(日) 11:20:00|
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